ソウルフード
皆様、ソウルフードってありますか?
高校の近くのうどん屋の「味噌カツどん」が
私のソウルフードです。
高校での会話
「味噌カツを食べてきた。」
「どうだった?」
「くどかった」
美味いではありません。
クドイのです。
なぜかくどい事を質問したくなる。
30年ぶりに味噌カツどんを
食べに行きました。
14:30に到着しましたが、
行列が続いています。
本当に小さい店で
今はほとんど潰れているクラスです。
しかも汚いお店。
並んでいるのは同窓生が多い感じです。
ネットの口コミの点数が4.5なので
わざわざやってくる人もいます。
ネットの口コミとかはすごいですよね。
ネットの口コミを見た一見さんが
結構やってくるので
クチコミがすごいお店の中には、
一旦お店をたたみ、
違う店にして復活する店もあるそうです。
ミシュランガイドの星を取った店も
たたむ時があるみたいです。
今回の思い出のお店についても、
中高生がテスト期間に食べに来る店です。
味噌カツどん 600円 味噌煮込みうどん 600円
うどん 350円
安いのです。
まさに思い出の店です。
同窓生がついつい口コミを書き込みます。
当然☆5
しかし、グルメのお店ではありません。
そこに一見さんが来ると違和感があります。
おいしいとか・・・クチコミをする。
厨房はカツだらけで
至る所に直にカツが置かれています。
衛生的ではありません。
また、とにかくクドイ。
大盛りを頼む人はいません。
量が多い訳ではなく、
くどくて食べられません。
味噌煮込みうどんは、
ダシが効いておらず
シャビシャビです。
山本屋の方が数倍美味しいです。
我々にとっては思い出の店なので
懐かしいだけ。
一見さんの
「美味しかった」の口コミを見ると
この人は美味しい物を
食べたことがないのかなと感じます。
このビジネスモデルが凄いのは
「カムバックサーモン」方式です。
毎年600名の入学があり、
その店に1回は必ず行きます。
あまりのクドさにスゴいトラウマを
刻まれます。印象がスゴイ。
その同窓生が思い出して
行きます。
100年以上、学校も店も続いています。
600×100=60,000人
半分でも3万人が
潜在的な顧客数なのです。
たかだか9席の店には十分の顧客数です。
ある意味奇跡のお店です。
口コミで星1サイテーの点数は
その通りです。
一見さんが行ったら、
普通はその点数が付くはずです。
わざわざ遠くから来て食べるものではない。
思い出のお店が続いているのは
嬉しいのですが、まさかこのように
繁盛するとは思いもよりませんでした。
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