（5）犬の死｜フジスタッフィングホームページ

飼い犬の看取り

　飼い犬が衰弱したので

　獣医に連れて行きました。　

　獣医曰く、重度の低血糖に陥っており

　体温を作ることが

　できなくなっているとのこと。

　体温低下により、多臓器不全を発症。

　いよいよ家で看取りの段階になりました。

　呼吸は1分に数回程度を30分。

　ほぼ死んでいるのかわからない。

　おなかの横隔膜が少し膨らむのを見て

　呼吸を確認できる程度。

　肛門括約筋などが緩み、

　糞尿を漏らす。

　多臓器不全により、下血。

　清拭を開始。肛門から糞を取り除く。

　清拭した状態で寝かせると、

　落ち着いたので

　死んだのかなと触ると

　シャーっと怒り、目を見開いた。

　ビックリさせられる。

　まだ生きているとアピールされた。

　しばらくすると、

　呼吸が急に荒くなる。

　身体全体で呼吸をして

　口を大きく開いている。

　いよいよお別れの時を感じられる。

　その状態が3分程度続いて

　死ぬ瞬間に顔が歪み、

　目の瞳孔が完全に開いて

　目が真っ黒になりました。

　まさに死ぬ瞬間は苦しいようです。

　すぅーっと亡くなるのかなと思っていたら、

　生きようとする本能が最後に力を振り絞るようです。

　冥福をお祈りします。



　
　
　他　の　総　務　部　長　の　コ　ラ　ム　も　見　る　　　




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